2006.08 System update notes
-- 2006年08月のシステム・アップデート・ノート
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2006.08.31 今月のアフターフォロー(2006-08)
2006.08.24 P4P800 マサーボード/Pentium 4 CPU 交換
2006.08.07 Barracuda 7200.10、MaxLine III 7V300F0 購入
2006.08.01 8.4インチ液晶ディスプレイCG-D8400TV 購入


2006.08.31 今月のアフターフォロー(2006-08)

XFX GeForce 7800GS AGP 256MB Extreme Edition
XFX GeForce 7800GS AGP 256MB Extreme Edition

 先月、これが最後のAGPビデオカードだろうとMSI NX7600GS-TD256を購入しましたが(関連記事)、また買ってしまいました。
 いや、GeFroce 7600GSを使っているとなかなかいいので、他のPCもアップグレードしたくなりまして、XFX GeForce 7800GS AGP 256MB Extreme Edition を買ってきました。

 本当はGeForce 7600GTを狙っていたのですがどこにも在庫がなかったので、代わりにGeForce 7800GSにしておきました。

 しかし、nVidiaだけではありませんがビデオカードというかGPUの型番は順列がわかりにくい。ナンバーが大きいほうが上なのはわかりますが、後ろに続くLE/GS/GT/GTX/XTやらで上いったり下いったりでナンバーはあてになりません。
 それはともかく、新しく買ったGeForce 7800GSも順調に動いています。

***

 九十九電機が販売しているSATAハードディスクリムーバブルケース EX-SARC1B/Wですが、追加で白/黒1台づつ買ってきました(関連記事-1関連記事-2)。
 ハードディスクと同時購入だと多少値引きがあるということで、250GBバイトSATAハードディスクHGST HDT722525DLA380(SATA/ 7200rpm/ 8MB cache/ 250GB)も1台買っておきました。

 これでこの手のSATAハードディスクリムーバブルケースはEX-SARC1B×1、EX-SARC1W × 7、センチュリー CJRS-IV×1、CJRS-BK×1と計10個確保できました。これで、主要PCはすべてSATAに移行できそうです。

***

 先日、ブレーカを落としてしまったのですが、何故か20インチ液晶ディスプレイI・O DATA LCD-AD202GB(関連記事)の調子が悪くなりました。
 DVI-Dからのデジタル映像は表示できますが、D-sub15pinからのアナログ映像がまったく表示されません。このため最初は先月から使い始めたディスプレイ切換器を疑ったですが(関連記事)、こっちは問題はありませんでした。

 DVI-Dだけなら使えますがディスプレイ切換器がアナログなので、やはり不便です。 購入したのは昨年の3月ですが、3年保証があるので修理に出そうかと思います。
 しかし、修理に出すにしても代替機がないと不便だということで、新しいディスプレイを買ってしまうことにしました。ピックアップリペアサービスにより購入1年以内なら故障期間中の代替機は無料ということでしたが、1年過ぎているしこの際新しく買うことににしました。。

 とにかく20インチ UXGAでなるべく安いものということで、DELL 2007FP HASを注文しておきました。届くまてせにもう少しかかるので、到着を待ってから修理に出そうと思います。

【参考資料】

XFX

http://www.xfxforce.com/

NVIDIA

http://www.nvidia.com/

九十九電機 TSUKUMO ネットショップ

http://shop.tsukumo.co.jp/

HGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)

http://www.hitachigst.com/

センチュリー

http://www.century.co.jp/

I・O DATA

http://www.iodata.jp/

DELL

http://www.dell.com/

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2006.08.24 P4P800 マサーボード/Pentium 4 CPU 交換
 6月にメイン デスクトップPCをAthlon 64 X2マシンに入れ替えてから(関連記事)、これまで使っていたCPU Pentium 4 3.2GHzとマザーボード ASUS P4P800 Deluxe が余っています。これらは(うちでは)まだ一線級の性能を持つパーツなので他のマシンに流用して使うことにしました。

 既に先週、デスクトップPC(belfast IV)のマザーボードをP4P800SE から P4P800 Deluxe に交換しました。このマシンには元々Pentium 4 3.2GHzが載っていますし、マザーボードも同じASUSのP4P800シリーズだから交換する必要はなかったのですが、なんとなくDeluxeのほうが上みたいな感じがあるので交換しておきました。
 ビデオカードをそのまま引越しすると、マザーボードのハードウェア構成はネットワーク・アブプタが3Com 3C940→Marvell 88E8001に変わってIEEE1394(これも使わないから無効にしてあるし)が付いただけで同じなので、OS/ドライバ等のソフトウェアの入れ替え作業はほとんどなしでそのまま移行完了です。

 後はCPUですが、デスクトップPC(wiluna IV)のCPUをPentium 4 3.0GHz → Pentium 4 3.2GHzに交換しました。
 これで、Pentium 4 3.0GHzがまた余ったので、今度はサーバPC(draken IV)のCPUをCeleron 2.6GHz → Pentium 4 3.0GHzに交換しました。

 これらの作業はもっと早くに行ってもよかったのですが、新しく組んだAthlon 64 X2マシンが安定しなかった場合には、元に戻す必要があるかと思ってしばらく保留していました。
 そのAthlon 64 X2マシンですが、使い始めてから数週間後に一度ハングアップして、このときはたいして気していませんでした。しかし、その後も数週間に1度いう頻度でハングアップするので外れかと思いましたが、BIOSの設定を見直していると微妙にオーバークロック状態になっていました。自分で設定した覚えはないのですが、もしかしたらついつい触ってしまったのかもしれません。
 これをノーマルに戻してからは一応は安定したようなので、安心して余ったパーツを流用できるようになったのです。

【参考資料】

3Com

http://www.3com.com/

Marvell

http://www.marvell.com/

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2006.08.07 Barracuda 7200.10、MaxLine III 7V300F0 購入
 Seagate Barracuda 7200.10 ST3320620AS (SATA/ 7200rpm/ 16MB cache/ 320GB)と、 MaxLine III 7V300F0 (SATA/ 7200rpm/ 16MB cache/ 300GB)を購入したので、さっそくベンチマークテストを行ってみました。
テスト環境
  • マザーボード ASUS A8V-E Deluxe NW (BIOS 1006)
  • CPU AMD Athlon 64 3500+
  • RAM 1Gバイト
  • OS Windows XP Professional SP2
  • オンボードIDE/ATAコントローラ VIA VT8237R オンボードSerial ATAコントローラ VT6420
    ドライバ VIA 4.30C

 テスト環境は右の表のとおりです。
 比較ためSeagate 7200.9 ST3200827AS、Maxtor DiamindMax 10 6V300F0、HGST T7K250 HDT722525DLA380のテスト結果も合わせて掲載しています。6V300F0は以前にテストした結果(関連記事-1)をそのまま掲載しています。
 HGST T7K250 HDT722525DLA380も以前にテストしていますが(2006.03.04 SATA HDD T7K250 & Adaptec 1420SAベンチマーク)、1年以上経過しているしPATAモデルとの差が気になったので(何故かPATAモデルHDT722525DLAT80のほうがランダムアクセスが速い)、今回テストし直しました。今回のほうが少しだけいい数字が出ていますが、以前とほとんど変化はありません。

 各ハードディスクの主なスペックは下記表のとおりです。

SPECIFICATION
MODEL 7200.10
ST3320620AS
MaxLine III
7V300F0
7200.9
ST3200827AS
DiamindMax 10
6V300F0
T7K250
HDT722525DLA380
Capacity 320GB 300GB 200GB 300GB 250GB
Max LBA 625,142,448 586,114,704 390,721,968 586,114,704 488,397,168
Buffer size 16MB 16MB 8MB 16MB 8MB
Rotational speed 7200rpm 7200rpm 7200rpm 7200rpm 7200rpm
Data heads 4 6     4
Data disks 2 3     2
Tracks density     124.5ktpi    
Bit density 625kbpi   790.1bpi    
Latency average 4.16ms 4.17ms 4.16ms 4.17ms 4.17ms
Max Media transfer rate 1030Mbps   867.2Mbps   843.2Mbps
Interface transfer rate 300MB/s 300MB/s 300MB/s 300MB/s 300MB/s
Max Sustained data rate 72MB/s   76.6MB/s   67.8MB/s
Seek time Average   9.0ms   9.0ms 8.5ms
Access time Average read 8.5ms
write 10.0ms
  read 8.0ms
write 9.0ms
   
Seek Track to track read 0.8ms
write 1.0ms
0.8ms read 0.8ms
write 1.0ms
   
Seek Full track   17ms      
Annualized failure rate 0.34%   0.34%    
Error rate (recoverablee)   10 per 10^12      
Error rate (non-recoverrabe)   1 per 10^15     1 in 10E14
Start/Stops   50,000   50,000 50,000

 まずは、全領域をリード/ライトした転送速度です。

Maxtor 7V300F0 Read/Write Transfer rate


Seagate 7200.10 ST3320620AS Read/Write Transfer rate


 7200.10 ST3320620ASの書込速度(赤色のグラフ)は最初70Mバイト/秒程度で、途中から76Mバイト/秒に上がっています。
 今時のハードディスクはトラック位置のゾーンによって1トラックあたりのセクタ数が異なりますが(ZCAVとかZBRとか呼ばれていますが)、最初のゾーンでベンチマークの転送サイズと噛み合わなかったのかもしれません。次のゾーンに変わったところで、速度が上がっていますし、個別のシーケンシャル ライトでは78Mバイト/秒という速度がちゃんと出ているので、そう気にすることもないと思います。

 次はdevtestによる、ベンチマークテスト結果とそのグラフです。

DEVTEST BENCHMARK
TEST 7200.10
ST3320620AS
MaxLine III
7V300F0
7200.9
ST3200827AS
DiamindMax 10
6V300F0
T7K250
HDT722525DLA380
Sequential Read/Start 512B 39002.9kB/s 37141.5kB/s 38719.3kB/s 37026.5kB/s 39031.4kB/s
16384B 77817.4kB/s 72122.4kB/s 60218.8kB/s 73302.0kB/s 70206.5kB/s
65536B 77791.2kB/s 71742.3kB/s 60221.0kB/s 73009.3kB/s 69968.4kB/s
Sequential Read/End 512B 39017.7kB/s 37427.2kB/s 33498.8kB/s 37571.5kB/s 37316.2kB/s
16384B 43797.7kB/s 44616.9kB/s 33552.2kB/s 45173.4kB/s 37436.4kB/s
65536B 43784.6kB/s 43725.6kB/s 33554.4kB/s 44728.3kB/s 37416.7kB/s
Sequential Read/Ave. 512B 39010.3kB/s 37284.3kB/s 36109.0kB/s 37299.0kB/s 38173.8kB/s
16384B 60807.6kB/s 58369.6kB/s 46885.6kB/s 59237.7kB/s 53821.4kB/s
65536B 60787.9kB/s 57733.9kB/s 46887.7kB/s 58868.8kB/s 53692.5kB/s
Random Read 512B 37.4kB/s 36.1kB/s 38.6kB/s 34.6kB/s 39.8kB/s
16384B 1169.8kB/s 1123.8kB/s 1184.6kB/s 1074.2kB/s 1234.8kB/s
65536B 4436.8kB/s 4089.4kB/s 4327.6kB/s 3940.9kB/s 4585.3kB/s
Sequential Write/Start 512B 6363.3kB/s 7312.6kB/s 6774.9kB/s 7344.2kB/s 4376.1kB/s
16384B 78128.7kB/s 73310.2kB/s 60008.6kB/s 73353.9kB/s 63453.6kB/s
65536B 78171.3kB/s 73446.2kB/s 60107.4kB/s 74569.1kB/s 63098.0kB/s
Sequential Write/End 512B 6956.2kB/s 7363.6kB/s 7244.1kB/s 7407.5kB/s 4584.6kB/s
16384B 44271.2kB/s 45100.2kB/s 33669.6kB/s 46053.3kB/s 36866.7kB/s
65536B 44295.8kB/s 45088.8kB/s 33696.4kB/s 45995.4kB/s 37189.5kB/s
Sequential Write/Ave. 512B 6659.7kB/s 7338.1kB/s 7009.5kB/s 7375.8kB/s 4480.4kB/s
16384B 61200.0kB/s 59205.2kB/s 46839.1kB/s 59703.6kB/s 50160.1kB/s
65536B 61233.6kB/s 59267.5kB/s 46901.9kB/s 60282.2kB/s 50143.8kB/s
Random Write 512B 58.2kB/s 160.9kB/s 46.8kB/s 172.4kB/s 79.4kB/s
16384B 1794.0kB/s 1376.3kB/s 1417.2kB/s 1429.8kB/s 2217.9kB/s
65536B 6046.5kB/s 3958.4kB/s 5007.0kB/s 4860.6kB/s 6615.6kB/s
Sequential Read/Write Graph


Random Read/Write BENCHMARK
TEST 7200.10
ST3320620AS
MaxLine III
7V300F0
7200.9
ST3200827AS
DiamindMax 10
6V300F0
T7K250
HDT722525DLA380
50:50 Read Speed 1325.6kB/s 820.1kB/s 1242.5kB/s 877.7kB/s 1240.2kB/s
Write Speed 1399.6kB/s 870.4kB/s 1278.0kB/s 910.7kB/s 1280.2kB/s
Read Count 41.0io/s 25.0io/s 38.0io/s 26.7io/s 38.0io/s
Write Count 43.0io/s 27.0io/s 39.3io/s 27.7io/s 39.0io/s
90:10 Read Speed 2174.6kB/s 1871.4kB/s 2040.7kB/s 1812.2kB/s 2129.3kB/s
Write Speed 210.5kB/s 186.1kB/s 199.7kB/s 178.6kB/s 209.2kB/s
Read Count 67.0io/s 58.0io/s 62.7io/s 56.0io/s 65.3io/s
Write Count 6.0io/s 5.0io/s 6.0io/s 5.0io/s 6.0io/s
10:90 Read Speed 271.9kB/s 282.7kB/s 240.7kB/s 282.5kB/s 300.8kB/s
Write Speed 2767.6kB/s 2952.6kB/s 2394.9kB/s 2963.6kB/s 3071.8kB/s
Read Count 8.0io/s 8.0io/s 7.0io/s 8.0io/s 9.0io/s
Write Count 85.0io/s 91.0io/s 73.7io/s 91.7io/s 94.7io/s
Random Read/Write Graph


 以前、ハードディスクの詳細なスペックが公開されていないとか、カタログスペックやメーカーがアピールする程には性能向上していないような気がするとか書いたことがあります(関連記事-1関連記事-2)。今回の例ではスペックがわからなかったのがDiamindMax 10 6V300F0で、メーカー公表のスペック通りに性能が出ていない(ような気がする)のが7200.9 ST3200827ASです。

Seagate Barracuda 72000.9/7200.10について

 7200.9はスペックだけ見ると、転送速度(Max Sustained data rate)やアクセスタイム(Access time Average)で7200.10よりも速いはずなのですが、ベンチマークテスト結果を見ると逆に遅くなっています。記録密度があまりに高くなるとエラーレートの問題や、ヘッドの位置決めに時間がかかるせいで、思ったように(カタログスペックの通りには)性能が向上しない、とか以前に書きました(関連記事
 7200.10については、テスト結果を見る限り7200.9よりもマシで、かなり良くなっているようです。

 今まで深く考えていなかったのですが、SeagateのハードディスクではPATAモデルよりもSATAモデルのほうがアクセスタイムが速くなっているようです。次の表は、7200.10と7200.9のSATA/PATA各モデルのアクセスタイムです。

Access time SATA
ST3320620AS
PATA
ST3320620A
SATA
ST3200827AS
PATA
ST3200827A
read 8.5ms 11.0ms 8.0ms 11.0ms
write 10.0ms 12.0ms 9.0ms 12.0ms

 インターフェースが異なるだけで、アクセスタイムに差が付くとは思えないのですが、SATAモデルはNCQの効果分が上乗せされているのかもしれません。BarracudaもNCQがサポートされていない7200.7シリーズでは、SATA/PATAモデルのアクセスタイムは同じようです。
 NCQはハードディスク、PC側のインターフェース、ドライバ/アプリケーション等のソフトウェアの3つすべてがサポートして初めて効果があり、今回のベンチマークではNCQの効果はまったくありません(DevTestはオプションの非同期モードを使うことでNCQの効果を計る機能を用意していますが、今回は利用していません)
 というわけで、Devtestの結果は遅いほうのPATAモデルのアクセスタイムを見たほうが実態に近いような気がします。

 7200.10はシーケンシャルアクセスは最大77Mバイト/秒と文句なしに速いし、ランダムアクセスも他社ハードディスク並の速度は出ています。
 以前の7200.9の公表されているスペックとは異なりランダムアクセスが遅かったので心配していましたが、7200.10では普通の速度になっているようです。

Maxtor MaxLine III 7V300F0/DiamindMax 10 6V300F0について

 MaxtorのMaxLine IIIシリーズはミッドラインやニアライン・アプリケーション向けに最適なエンタープライズ向けのハードディスクということです。そんな表現ではなんのことだかさっぱりですが、普通のデスクトップPC用ハードディスク(DiamindMax 10シリーズとか)より、多少信頼性の高いハードディスクということではないかと思います。
 その普通のデスクトップPC用ハードディスクというのが今回の例ではDiamindMax 10 6V300F0にあたりますが、速度という点では6V300F0のほうが少し上のようです。
 勝手な想像ですが、7V300F0と6V300F0は基本的な作りはほとんど同じで、エラー訂正とかを強化したモデルが7V300F0ではないかと思います。信頼性が向上した分だけ若干遅くなっているのではないかと思います。遅いといってもシーケンシャルアクセスのトップスピードが多少劣る程度で、ランダムアクセスを含めて総合的な性能はほとんど変わらないと思います。

 他社ハードディスク(MaxtorはSeagateが買収したのでは同じですが)と比較するとランダムアクセス性能は多少劣るようです。キャッシュバッファが16Mバイトあるためか、ランダムライトについてはそれなりですが、ランダムリードが遅いようです。

まとめ

 これまでも何度か触れていますが、ここでランダムアクセスが速いとか遅いとかいっても、この程度の違いは問題にはならないと思います。うちでも、遅いとか書いている6V300F0も7200.9も普通に使っています。ヘビーな使い方をすると差が出るのかもしれませんが、普通にWindowsを使っている分には違いは感じません。ベチンマークをとったり実測で計ったりすると初めて気がつく程度です。

 SeagateではSATAモデルとPATAモデルでアクセスタイムの差があるようですし、そろそろDevtestのベンチマークもNCQ対応に対応できる形式に切り替えるたほうがいいのかもしれません。
 Devtestのほうは非同期モードをサポートしているのでNCQの効果も出るはずですが、ここ数年ベンチマーク用に使っているPCのSATAインターフェース/ドライバがNCQに対応していないので、ほとんど使っていませんでした。去年、Adaptec Serial ATA II RAID 1420SA を購入したときに少しだけテストしてみましたが、効果がさっぱり見られなかったのでそれっきりです(2006.03.04 SATA HDD T7K250 & Adaptec 1420SAベンチマーク)。

 しかし、ランダムアクセスだけ見るとHGST T7K250 HDT722525DLA380はまだまだいけます。T7K250のキャッシュバッファは半分の8Mバイトなのに、ランダムアクセス性能では他社の16Mバイトモデルと互角ですし、バッファ容量の効果が一番大きいはずのランダムライトでもHGSTが一番速いという結果が出ています。また、理由は良く分かりませんが、PATAモデルでは更に良い結果が出ています(関連記事)。

 HGSTの新モデル T7K500シリーズでも、ランダムアクセス性能が引き継がれているといいのですが、これもそのうち手に入れてテストしてみたいと思います。

【参考資料】

Maxtor (US)

http://www.maxtor.com

Maxtor (Japan)

http://maxtor.co.jp/

Seagate

http://www.seagate.com/

HGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)

http://www.hgst.com/

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2006.08.01 8.4インチ液晶ディスプレイCG-D8400TV 購入
 Windowsサーバ(draken IV)用にキャストレード CG-D8400TV という8.4インチ液晶ディスプレイを買ってみました。

CG-D8400TV
CG-D8400TV

 Webサイトを見るとカーアクセサリを中心に取り扱っているメーカのようでCG-D8400TVも車載対応のようです。

 パネルサイズは8.4形で解像度は800×600ドットですが、1024×768ドットまで入力できるようです。入力はD-sub 15 アナログRGB、RCAビデオ入力、音声RCAステレオが各1系統あり、音声出力はステレオ スピーカ/ミニジャック、TVチューナを内蔵しリモコンもついています。OSD (オンスクリーンディスプレイ) メニューもけっこう充実しています。
 値段を考えたら(2万円以下で買えた)機能は十分ですが、TVチューナは役に立たないかも…。PC用、しかもサーバ用だからTVはどうでもいいのですが。

 普段は画面なんて見ないサーバですから、ディスプレイを使うのはリモートでは操作できない作業のときだけです。
 これまでは9インチ モノクロ モニタを使っていましたが(関連記事)、いつの間にか壊れたみたいで、替わりにCG-D8400TVを買ったというわけです。

【参考資料】

キャストレード

http://www.castrade.co.jp/

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